soraとは

sora(そら)は、発達障害の特徴が見られる子どもをサポートする療育施設です。


多様性を持った子どもたちが、その個性を活かして、まるで大空を力強く羽ばたいていくように、社会で活躍してほしい。


sora(そら)には、そんな想いが込められています。


soraが大切にしていること

「できる」を育む

発達障害の特徴の話になると、

どうしても子どもたちの「できない」ことに目が行きがちです。

soraは、子どもたちの「できる」を見つけ、伸ばしていくことを大切にしています。


アインシュタインやビルゲイツなど、異才を持った偉人たちも発達障害であったという話があります。彼らも、普段の生活の中で、「できない」ことがたくさんあったことでしょう。

その一方で、「できる」ことを見つけ、活かすことができたことで、偉業を成し遂げているのです。


子どもたちの「できる」をたくさん増やし、「できない」ことよりも、こんなに「できる」ことがあるんだ、そう思ってもらえることこそ、子どもたちが自分自身で明るい未来を切り拓いていくことができると信じています。

ワクワクする場所

どんなに療育的な意味があっても、子どもたちにとって、それが楽しいことでないと、

やりたくない、続かないのは当たり前です。

ここに来れば楽しいことが待っている、ワクワクする体験をすることができる、

子どもたちにそう思ってもらえる場にすることを大切にしています。


soraの特徴

STEM × プログラミング療育

発達障害の「できる」特徴の1つに、算数や科学が得意という点があります。

算数の計算が早かったり、プログラミング的な思考が得意だったり、物体を3次元的に捉えて記憶することができるなど、特定分野において様々な”個性”を発揮します。

soraは、その”個性”を育むために、STEMとプログラミングを特徴とした療育を提供します。

STEMとはアメリカで、

S(Science=科学)

T(Technology=技術)

E(Engineer=工学)

M(Mathematics=数学)

の要素をまとめるものとして生み出された言葉です。

STEM教育は発達障害の特徴と高い親和性があると考えています。

soraは、STEM教育の欠かせない要素であるプログラミングを含め、

『STEM×プログラミング療育』を特徴としています。

また、子どもたちの発達段階や興味関心に合わせ、それぞれに合わせた個別の支援を計画いたします。

STEM×プログラミング療育の概要

STEM×プログラミング療育では、子どもの発達段階に合わせて設定された、ブロック教材とタブレット教材を使って、

ものづくりを楽しみながら、「問題解決できる人」「創造できる人」を育みます。

子どもたちはテーマに沿って、ブロックを組み立てます。作った後は、それを使った実験やゲームをして、いろんなことを試します。

つくる、試すを繰り返しやりながら、自然と、重さ、回転、光など、身近にある科学を学ぶことができます。

また、タブレット教材を使ってプログラミングをし、ゲームやアニメーション作りをします。

プログラミング的思考である、順序立てて考えたり、試行錯誤する力を身につけます。


STEM×プログラミングの療育的な価値

ブロック遊びによる感覚統合

ブロック遊びは、ブロックを選ぶ、掴む、組み立てるという作業を通して、手指の運動機能向上だけでなく、感覚刺激となり、感覚統合に寄与します。

感覚統合により、発達障害の子どもに見られる情緒面、対人面などの日常生活の場面での困りごとを解決します。

順序立てて考える

発達障害の特徴の1つに、見通しが立てるのが苦手である点が挙げられます。

プログラミングを通じて、順序立てて考えることを、体験的に学ぶことができるます。

これにより、見通しを立てる訓練ができるので、先の見えない不安から生じる癇癪や、パニックを抑えることが期待できます。


1日の流れ

児童発達支援(未就学児)

○時間 10:00〜11:00, 11:00〜12:00, 13:00〜14:00 (1枠/1時間)

○送迎 なし。

 soraでは、その日のお子さまの様子や、専門家視点で捉えたお子さまの特性等を、その日の振り返りのお時間に保護者様に共有させていただきます。

そのため、送迎によるお預かりのスタイルではなく、お越しいただいて、保護者様にご一緒いただく形をお願いしております。

これは、ご家庭での保護者様とお子さまとの付き合い方に役立てていただくためです。

未就学のお子さまは特に、療育施設だけではなく、ご家庭でのご支援も重要と考えているからです。

○内容 支援員と1対1で個別支援を行います。

    お子さんの発達段階や特性に合わせて支援プログラムを計画します。

○流れ 来所 → 支援プログラム → 振り返り

放課後等デイサービス(小学生)

○時間 14:30〜17:30

○送迎 あり

○内容 個性や年齢に合わせて1つまたは複数のグループに分かれます。

    主に以下の2つの内容をグループごとに行います。

    ・療育プログラム(STEM、プログラミング他)

    ・その他活動(宿題などの学習支援、粗大運動、自由遊び)

○流れ 送迎 → 手洗いうがい → おやつ → 療育プログラム/その他活動 → 送迎